9月9日 日曜日『ラジオ・コバニ』 上映会 開催

8月24日金曜日「ラッカは静かに虐殺されている」上映会にお越し頂きありがとうございました。

フィクションに慣れすぎている我々には痛烈に響く作品でした。

殺戮がなくなったとしても、思想は殺せない。

むしろループして繰り返していく人間の性には落胆をしてしまいます。

 

今度は9月9日日曜日に同会場にて『ラジオ・コバニ』を上映いたします。

IS国に解放された後のシリア北部、コバニの復興に向けたドキュメンタリーです。

『ラッカは静かに虐殺されている』同様、ショッキングな映像を含みますが、

一人の学生が未来に向け動き出す物語を是非目撃しに来てください。

 

 

 

映画『ラジオ・コバニ」上映会

日時:2018年9月9日日曜日 開場18:00 上映開始18:30

料金:1500円(1ドリンク付き)

会場:富士市吉原world football bar KICKERS

主催:Fuji映画館復活プロジェクト

下記にて予約承ります。

■KICKERS店頭■

■電話予約■

0545-51-7840( KICKERS) ※営業時間内でのみの対応となりますが、音楽イベント等で電話へ出られない場合が発生する点ご理解くださいませ。

■メール予約■

タイトルへ「9/9予約」 本文へ「お名前」「人数」「電話番号」 をご記入のうえ、下記アドレスへご送付ください。

wfbkickers@gmail.com

予約受付を完了した旨、メールにてご返信致します。 48時間内に返信のない場合はお手数ですがお問い合わせください。

 

内容:

トルコとの国境に近いシリア北部のクルド人街コバニは、2014年9月から過激派組織「イスラム国」(IS)の占領下となるも、クルド人民防衛隊(YPG)による激しい迎撃と連合軍の空爆支援により、2015年1月に解放された。人々はコバニに戻って来たが、数カ月にわたる戦闘で街の大半が瓦礫と化してしまった。

そんな中、20歳の大学生ディロバンは、友人とラジオ局を立ち上げ、ラジオ番組「おはよう コバニ」の放送をはじめる。生き残った人々や、戦士、詩人などの声を届ける彼女の番組は、街を再建して未来を築こうとする人々に希望と連帯感をもたらす。

「戦争に勝者などいません。どちらも敗者です」

「未来のわが子へ。戦争に勝者などいません。どちらも敗者です」そう語るディロバンは、いつか生まれるであろうわが子、そして今後生まれてくる“コバニで何が起きたか知りたい全ての子供たち”に向けて、自分の街や家族、友人たちが受けた悲惨な物語を手紙につづる。

戦闘真っ只中の2014年から、コバニに復興の光が差し込み始めるまでの激動の3年間を追ったカメラは、やがて日常生活のささやかな喜びや恋愛を享受するディロバン自身の姿も捉えている。

監督は、自身もクルド人のラベー・ドスキー。地雷や戦車を越えコバニに赴き戦地での撮影を敢行、クルド人兵士によるIS兵士の尋問にも立ち会った。本作を、戦死したクルド人兵士の姉に捧げている。

監督・脚本:ラベー・ドスキー
出演:ディロバン・キコ 撮影監督:ニーナ・ボドゥー 第2カメラ:レベー・ドスキー
音声:タコ・ドライフォウト 編集:クサンダー・ネイストン 音楽:ユホ・ヌルメラ
サウンドデザイン:タコ・ドライフォウト 製作:ジョス・デ・パター
(2016年/オランダ/69分/クルド語/2.39:1/カラー/ステレオ/DCP)

 

 

 

 

 

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